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みなさん、こんにちは！

お元気ですか？

アルメニア🇦🇲に関するBLOGも3つ目。

とはいえ、日本からは遠い国。

日本ではアルメニアに関することを耳にする機会も少ないと思います。

キリスト教を国教にした歴史上はじめての国

旧ソ連の構成国の1つ

隣国アゼルバイジャンとは対立が続く

など、

ジョージア同様、複雑な歴史を持つ国、アルメニア。

今回は、そのルーツを知るべく、

アルメニア🇦🇲の世界遺産に行ってみた！

というBLOGを書きます。

このBLOGを読めば、

アルメニアがキリスト教を国教にした理由

アルメニアの世界遺産について

知ることができます！

なぜキリスト教が国教に？

301年、アルメニアでキリスト教が国教になりました。

これは歴史上、世界ではじめの国とされています。(2番目の国はジョージア🇬🇪)

それ以前からキリスト教は布教されていて、2世紀ごろにはアルメニア高原の広い地域でキリスト教徒が多かったようです。

いろんな理由があるとされていますが、

1つの伝説があります。

3世紀後半、アルメニアの王は宣教にきたグレゴリウスをとらえ、地下牢に閉じ込めます。

しかし13年後に病気になった王を、王妃が説得し、グレゴリウスを解放したところ、王の病が治癒したことで王が改宗し、キリスト教が国教となったと言い伝えられています。

(13年地下牢に入れられていたのも驚きですね。そんな彼の地下牢に毎日パンを投げも入れていたキリスト教徒の女性がいた、と言われています。)

他の理由としては、

宗教的統一と安定化のため

外交的な影響力を持つために必要だった

とも言われています。

アルメニアの世界遺産は3つ

エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡

ゲガルド修道院とアザト川上流域

ハフパット修道院とサナイン修道院

2024年現在では、この3つが世界遺産として登録されています。

訪れた2つをメインに紹介します。

エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡

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はじめに、エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡に行きました。

事前の準備

・ Yandex mapsをダウンロード。

※ Yandex maps はロシアのアプリ。

Google mapsではバスのルートはおもしろいぐらい出てきませんが、Yandex mapsでは完璧なルートが出てきます。

・硬貨を用意。

※ アルメニア、エレバンのバスではカードは使えません。硬貨のみ使えるので、事前に用意しておくとスムーズです。

エレバンからエチミアジンへの行き方

場所　🌏Google maps

金額　片道300ドラム(¥111)

時間　約1時間

エチミアジン大聖堂

この聖堂はアルメニアの守護聖人グレゴリウスによって301 年に建てられました。

5 世紀後半まで、エチミアジンの地域はアルメニア教会の中心でした。

15世紀に復元され、今日までそのままの状態で残っています。

17世紀、エチミアジンはペルシャによって略奪され、大聖堂から遺物や石が持ち出されました。

ソ連時代にこの地域は衰退しました。

20世紀後半、独立したアルメニアのもと、現在ではアルメニアのキリスト教の中心地として重要な場所です。

ーエチミアジン大聖堂は現在は改修中ということで、残念ながら中は見れません。(2024.2月時点)

ミュージアム

1人1,500ドラム(¥560)

このミュージアムには、写真のロンギヌスの槍を見る目的で行きました。

これは、磔のキリストの死を確認するためにロンギヌスというローマの兵士が刺した槍とされています。

これがアルメニアのもう1つの世界遺産、ゲガルド修道院で発見され、このミュージアムに保管されています。

(余談ですが、このロンギヌスの槍、他の地域にも何本かあるそうです。本当のものはどれかはわからない。)

ミュージアム隣のショップでチケットを買います。その時に英語のガイドが必要か聞かれます。広さがわからなかったのと、自由に周りたかったので、いりませんと伝えました。

実際は、自由に見れるわけではなく、ガイドの人の話を聞きながら順番に見て回る感じでした。

同じ時間に入った家族はアルメニア人。もちろんガイドもアルメニア人。その人たちと一緒に入ることに。

そしてミュージアム自体は1つの部屋だけで、そこの1つ1つの展示品の説明を聞く、というスタイルだったのは後からわかったこと。

アルメニア語は残念ながらあいさつぐらいしかわからない。よくわからないまま、見学の時間が終わりました。

もし見たいと考えている方は、英語のガイドをつけるのをオススメします！

聖ガヤネ教会

エチミアジン大聖堂から南に歩いて10分もかからずに行くことができます。

630年に建てられたとても古い教会。

聖リプシメ教会

聖フリプシメの遺骨、並びに霊廟のために建てられました。

ズヴァルトノツの考古遺跡

ズヴァルトノツ大聖堂の建設は、643年に建てられ、震災か何かで壊れ(はっきりとわかっていない)、実は1,000年以上もそのままにされていました。

帰り方

同様203のバスに乗って帰ります。

ゲガルド修道院とアザト川上流域 への行き方

場所　🌏Google maps

金額　片道200ドラム(¥74)＋500ドラム(¥185)

時間　約2時間ーバスで40分、そこから歩いて30分で着きます。

ゲガルド修道院

洞窟修道院とも呼ばれ、一部は岩盤を穿って作られたもの。

「ゲガルト」は槍を意味する言葉で、キリストの死を確認するため、ロンギヌスという兵士が脇腹を突いた槍の一部がここで見つかったとされています。

今残っている聖堂は、1200年代のもの。

中には十字架を彫った石盤がいろんな場所にあります。

ハフパット修道院とサナイン修道院

ハフパット修道院は10世紀ごろに建てられました。

修道院には教会があり、図書館なども存在します。

ここはジョージアとの国境近くで、首都エレバンからは行くのは少しむずかしかったです。

キリスト教で国を守ってきたアルメニア🇦🇲

アルメニアが歴史上はじめてキリスト教を国教にした国と知り、とても興味を持ち訪れました。

旅行での数日間では生活にどれだけキリスト教が浸透しているか気づくことは少なかったです。(イスラム教は女性がヒジャブを着るなど見た目でわかりやすい)

とはいえ、教会の前で十字を切る姿もよく見かけます。

アルメニアの世界遺産は教会、聖堂、修道院とキリスト教のもの。

過去、イスラム教の国に支配されたこともありましたが、信仰の気持ちを絶えず持ち続けてきたこの国の姿勢を感じることができます。

もし興味を持った方はぜひ1度、訪れてみて、実際に肌で感じてみてくださいね！

ということで、今回は以上です！

おもしろかった！発見があった！という方は、

👍や以下のリンクでサポートしてもらえたらうれしいです！

最後まで読んでいただき、ありがとうございます！

ではまた！